「内定後に賞与額や福利厚生を聞くのは失礼?」
「メールより電話で聞いた方が良い?」
このように気になる方も多いでしょう。
この記事では、内定後の給料・労働条件・福利厚生の聞き方、転職時の給与交渉の例文をご紹介します。
- 給料交渉時は、具体的な希望額と根拠を示すことが重要!
- 新卒の方は労働条件を確認する!
- 転職者は経験や実績を基に給料交渉を行う!
- 職場の悩みから解放されるには、転職も選択肢のひとつです!
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【新卒向け例文】内定後の労働条件や給料を質問する場合
まずは、内定後の労働条件を質問する例文を紹介します。
- メール例文
- 電話例文
それぞれ紹介します。
メールの例文
件名: 雇用条件の確認について (氏名)
本文:
株式会社〇〇
人事部 △△様
お世話になっております。
先日内定をいただきました〇〇です。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
前向きに入社を考えておりますが、入社後の働き方を確認したく、労働条件についてより詳細な情報をいただけますでしょうか。
具体的には以下の点について確認させていただきたいと存じます。
・給与体系の詳細
・勤務時間と休日について
・福利厚生の内容
・試用期間の有無とその条件
ご多忙のところ恐縮ですが、上記の情報をメールまたは書面でお送りいただけますと幸いです。
いただいた情報を確認の上、改めてご連絡させていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
他の場面でのメール例文は以下の記事を参考にしてください。
>【永久保存版】メールの基本マナー|シーン別・例文付きで徹底解説!
電話での例文
「お世話になっております。
先日内定をいただきました〇〇と申します。
お時間よろしいでしょうか。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
前向きに入社を考えておりますが、入社後に条件面でご迷惑をおかけしないよう、事前に雇用条件について詳しく確認させていただきたいと思います。
具体的には、給与体系、勤務時間、休日、福利厚生、試用期間などについて、より詳細な情報をいただけますでしょうか。
可能であれば、これらの情報をメールや書面でお送りいただけると大変助かります。ご多忙のところ恐縮ですが、ご検討いただけますでしょうか。」
【転職向け例文】給与交渉のメール
件名: 給与に関するご相談
本文:株式会社〇〇
人事部 △△様
お世話になっております。
先日内定をいただきました〇〇です。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
労働条件通知書に関して、給与についてご相談させていただきたくご連絡いたしました。
ご提示いただいた年収○○円ですが、誠に恐縮ではございますが、○○円でご検討いただくことは可能でしょうか。
現職では○○として○○年間勤務しており、○年で○%の○○を実現いたしました。
貴社に入社の際には、この経験を活かして○○の目標達成に全力で貢献したいと考えております。
本来であれば直接ご挨拶に伺うべきところですが、メールでのご連絡となりますことをお詫び申し上げます。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇 〇〇(氏名)
転職時に給与交渉する際の注意点
ここでは、転職時に給与交渉する際の注意点を紹介します。
- 具体的な希望額を伝える
- 希望額の根拠を示す
- 希望額と募集要項の整合性を保つ
それぞれ詳しく解説します。
具体的な希望額を伝える
給与交渉では、具体的な希望額を明確に伝えることが重要です。
曖昧な表現では相手に誤解を与えたり、交渉の余地を狭めたりする可能性があります。
「前職よりも良い条件を希望します」という曖昧な表現ではなく、「年収○○○万円を希望します」というように具体的な金額を提示しましょう。
具体的な数字を示すことで交渉の出発点が明確になり、建設的な話し合いにつながります。
希望額の根拠を示す
希望する給与額に対して、根拠を明確に示すことが大切です。
単に高い金額を要求するだけでなく、その金額に見合う価値があることを説明することで、相手の理解と同意を得やすくなります。
「前職での実績」「保有する資格やスキル」「業界標準の給与水準」などを具体的に挙げて、希望額の妥当性を説明しましょう。
根拠を示すことで自分の要求が合理的であることを相手に納得させ、交渉を有利に進められます。
希望額と募集要項の整合性を保つ
希望する給与額は、募集要項に記載された条件と整合性のあるものにする必要があります。
募集要項とかけ離れた金額を要求すると、非現実的な印象を与え交渉自体が難しくなる可能性があるためです。
募集要項に「年収400〜500万円」と記載されている場合、いきなり「年収700万円希望」と伝えるのではなく、まずは上限の500万円を基準に交渉を始めましょう。
募集要項を踏まえつつ自身の価値を適切に主張することで、現実的かつ効果的な交渉が可能になります。
内定後の給料の聞き方に関するよくある質問
ここでは、内定後の給料の聞き方に関するよくある質問に回答します。
内定後に給与交渉すると内定取り消しになる?
内定後の給与交渉は、適切に行えば内定取り消しにはつながりません。
給与交渉自体は労働者の正当な権利であり、単なる交渉を理由とした内定取り消しは違法とされるからです。
内定取り消しには正当な理由と双方の合意が必要です。
プロフェッショナルな態度で適切に行われた給与交渉は、内定取り消しにつながるリスクは低く、むしろ自身の価値を示す良い機会となり得ます。
ただし、過度な要求や強引な態度は避け、企業側の立場も考慮しながら慎重に交渉することが大切です。
福利厚生のメールでの聞き方は?
件名: 【ご質問】御社の福利厚生制度について (〇〇大学□□学部 就活太郎)
本文:
株式会社〇〇
人事部 △△様
お世話になっております。
〇〇大学□□学部の就活太郎と申します。
この度は、御社の福利厚生制度について質問がございまして、ご連絡させていただきました。
御社のホームページやを拝見いたしましたが、以下の点について詳しい情報を得ることができませんでした。
・育児休業制度の実際の取得率
・フレックスタイム制度の有無と詳細
・健康診断の実施回数と内容
お忙しいところ大変恐縮ですが、上記の点についてご教示いただけますと幸いです。
御社の福利厚生制度について理解を深め、今後のキャリアプランを考える上での参考にさせていただきたいと存じます。
ご多忙のところ誠に恐れ入りますが、ご回答いただけますようお願い申し上げます。
就活太郎
〇〇大学□□学部
TEL: 080-〇〇〇〇-△△△△
Email: syukatsu@〇〇〇.co.jp
内定後の給料の聞き方まとめ
内定後の給料・労働条件・福利厚生の聞き方、転職時の給与交渉の例文についてご紹介しました。
内定後の給与交渉は慎重に行うべきですが、適切に行えば内定取り消しのリスクは低いです。
交渉時は具体的な希望額と根拠を示し、募集要項との整合性を保つことが重要です。
新卒は労働条件の確認を、転職者は経験や実績を基に交渉を行いましょう。
礼儀正しく建設的な姿勢で臨み、必要に応じて他の条件での代替案も検討することがポイントです。